次の日マーピーは ちぐはぐの体のまま 保育園に行きました 保育園のお部屋に入ると みんなが心配して よってきました 先生が 「まぁぁ‼マーピーどうしたの?」 マーピーは勇気をだして言いました 「先生‼ボクはウソつきでした……ホントは星太郎が やりたいの…
魔女はマーピーの顔を見つめ しゃがれた声で言いました 「ホントは星太郎やりたかったんだろう……」 「な、なんで知ってるの」 マーピーはびっくり‼ 「そりゃ、私は魔女だからね。何でも知ってるさ」 マーピーはうつむきながら言いました 「ボクなんかより、…
ここは幸せ森のキラキラ保育園 今日もフクロウの子どもたちが 園長先生のお話を 楽しそうに聞いていますよ そう!幸せフクロウのマーピーのお話を…… マーピーたちは秋の学芸会に向けて 先生のお話を聞いています 「秋の学芸会では、みんなが大好きな星太郎の…
次の日、マーピーは保育園に行きました いつもの様に みんなマーピーに近づこうとしません マーピーはうつ向いて 園庭に駆け出しました マーピーが園庭のすみで、しゃがんでいると 「…何しているの……?」 女の子の声にびっくりしたマーピーは 思わずシャベル…
マーピーはあわてて妖精を 手のひらに乗せました 「ごめんぬ‼ごめんね‼ボクが蹴っちゃったから……」 マーピーの目から涙がポロポロ流れ落ちます 「マーピー違うのよ。マーピーのせいじゃないの……これは寿命なの……私はマーピーが大好きよ。だって優しくて良い…
ここは幸せ森にある キラキラ保育園 今日も元気なフクロウの子どもたちが 楽しそうに遊んでいます 「園長先生~今日もお話きかせて‼」 園長先生をフクロウの子たちが 目を輝かせて見上げます みんな園長先生のお話がだ~い好き 「そうじゃな~ではむかーし、…
日に日にバードの家はキレイに飾られて行き やがては、家の外まで拡がり…… 庭中にキラキラとステキな作品でいっぱいに‼ 母鳥も、思わず外に出て……ビックリ‼ なんと、家の外には バードのキラキラ光るステキな作品を 一目見ようと 森の仲間たちがいっぱい‼ さ…
朝、ドリーが目をさまして バードの部屋に行くと バードの部屋は美しい羽で とても、キレイに飾り付けされていたのです‼ 「わぁ‼すごいよ‼バード‼あの羽を使って飾り付けをしたんだね‼」 バードの部屋の ベットやでんき テーブルやカーテン、棚 天井やドア………
ある晩のこと そうだ‼バードに渡したい物があったんだ そう言うとドリーは 拾ってきたキレイな羽を バードに見せました その羽を受けとるとバードは 月の光にかざしてみたり 自分の体に飾ってみたり ヒラヒラと動かしてみたり そっと、なでてみたり なんだか…
ママ鳥は高熱をだしていました うんうんと苦しそうにしているママ鳥の 横でバードはずっと一緒に横たわっている だけでした。 ただただ、じーっと じーっとしてるのです ドリーに気がついたママ鳥が言いました 「ああ、ドリー水をもって来ておくれ……」 横目…
ある日の事 ドリーがいつもの様に狩りをしていると 空からフワフワと羽が舞い降りてきました それはそれは とてもとても美しくキレイな羽でした 「わぁ‼キレイな羽‼こんな羽みたことな い‼」 その羽を触るととてもドキドキしました 「ホントにキレイだな~」…
でも、ドリーはそんなバードをみても 病気で可哀想だとか 狩が出来ないから、役に立たないとか…… そんな事ちっとも思いませんでした。 なぜならバードには 他の鳥にはない不思議な魅力があるような気 がしていたからです。たとえば、バードの側 で肩を寄せて…
小さな森の大きな木の 穴の中 ママ鳥と兄弟鳥が住んでいました 弟のドリーはとても優れていて 森で一番賢く 狩も上手でした しかし、兄のバードは 飛ぶ事は愚か鳴く事もしません いつも、窓際で そよ風とちょうちょの追いかけっこや 花と妖精たちの波乗り 太…